海上釣り堀で使うカツオは、ソウダカツオのことをいう。スーパーで販売している本カツオのことではない。
カツオは青物狙いのエサとして定番であり非常に有効なエサだ。
カツオは使い方によって高確率に釣れるエサだが、逆に使い方によってアタらないこともある。
ここで理解して頂きたいのは、カツオは他のエサと違い青物の活性を上げることができることが強みなのだ。
その最大の強みを活かすことができれば釣果をより伸ばすことができる。
青物を毎釣ゲットするには釣れるエサで、使い方を知っておくことが大切だ。
そのような知識を経験にして積み重ねることができれば、青物を釣る確率を上げることができる。
カツオの血は青物の活性を上げることができる
青物はスイッチが入るとどんなエサでも喰ってくるが、運任せでは人より釣果を伸ばすことができない。
これは本当は教えたくない情報の一つだが、少しでも当ブログに訪れた方の釣果を上げるために公開したいと思う。
まず、青物の活性スイッチを入れる方法とは、カツオの血の臭いを使うことだ。
青物にも嗅覚があり、カツオの血の匂いを嗅ぐと反応することがある。
とある海上釣り堀の女将さんが、全く釣れていない貸し切りの生簀に入りあることをした。
小さなバケツ一杯に入れた本カツオの心臓を生け簀内に撒くと青物がいきなり釣れだしたのだ。
女将さんを捕まえて話を聞くと、全く釣れていない初心者の貸し切り客だけにカツオの心臓を巻くのだと。
そうすると活性が上がり、高確率で青物の活性が上がり釣れだすとのこと。
それを見てからカツオは必ず持参するエサになった。
カツオの血には活性を上げる効果があることを覚えておこう。
青物が反応してしまうカツオの部位
カツオの心臓とは下記の部位のところだ。
カツオのハラワタは販売されているが、心臓だけでは販売されていない。
そのため、心臓を用意するには一匹丸ごと購入する必要がある。
大きめの個体を選べばそれだけ心臓も大きくなるので、できるだけ大きめの個体を購入した方が良い。
カツオ(ソウダカツオ)を購入するには
基本的には釣具店で購入することができる。
地域によっては販売していない可能性があるので、その時はネットで購入しよう。
カツオエサの付け方は？
心臓だけではアピール力がないため、切り身と一緒にするほうが効果アップになる。
臭いを拡散させるため心臓に少し切れ目を入れると良い。
経験上だと一つの心臓使おう。
2等分に分けたりすると血の拡散が減ってしまいアタリが少なくなる。
別けて使うよりそのまま使った方がアタリが多いので、そのまま使おう。
海上釣り堀でカツオを使うタイミング
心臓を使うのときは青物放流時、または朝一がおすすめ。
基本的には放流時がおすすめだが、朝一に青物の回遊が確認できるようなら活性が高いのでそく試しても良い。
ただし朝一に青物を狙うのはマナー違反になるような海上釣り堀では止めておこう。
心臓を使い切ってもカツオの身やハラワタでも十分釣れるので、エサのローテーション加え是非青物をゲットしよう。
カツオエサでの誘い方は？
一度カツオエサを投入し反応がなければ2～3回大きくしゃくり上げ血の臭いを拡散させよう。
そのあとは、1～2分置き一度大きくしゃくり青物へアピールすると効果的だ。
青物放流から10分経ってもアタリがないようであれば、違うエサにローテーションし、チャンスを逃さないようにしよう。
時には諦めることも重要です。
まとめ
最初にも書いた通りカツオエサはその日によって当たり外れがある。
必ず釣れるとは言えないが青物の釣果アップに繋がる。
基本的には青物放流時に一つしかない心臓を使い、確実に1本捕らえよう。
また、カツオの血を無駄にすることなく身全体に馴染ませることが重要。
自宅で切り身にして身全体を血で漬け込んだ方が喰いが良くる。
青物釣りの定番のカツオを試してみよう！
