前々回の海上釣り堀の釣行では年に一度あるかないかの青物ボウズをくらった。最近は青物を最低1本以上釣ることが難しいことではなくなってきたが、青物ボウズをくらうとまだまだ実力が足りないことを痛感(-_-;)
その次の釣行では青物は2本。乗り合いで他の釣り客が青物ボウズのなかサンマの1本掛けで青物を釣り上げることができた。
過去にサンマの一本掛けの記事を作成しているが、更にひと工夫することでよりヒット確立を上げることができる。
サンマの1本掛けで青物を掛けるのはエサの付け方と加工の工夫で更にヒット確立を上げることができる。今回はその工夫について記事にしたいと思う。
青物がサンマ1本を丸飲みするために
青物がサンマ一本をそのまま飲み込むのは容易ではないことはイメージできると思う。要はサンマ自体が大きすぎて『丸飲みできるかできないか問題』だ。青物がせっかく喰ってきてもサンマが大きすぎて飲み込むことができずにハリ掛かりしにくい。それを回避するためにひと工夫するのだ。
サンマの加工
青物がサンマを丸飲みしやすいように中骨を抜き、さらにサンマの身をギリギリまで削ぐことがポイントだ。
包丁を入れる
尾の方から頭の方へ包丁を入れ、魚体の3/2辺りで包丁を止める。
中骨を抜く
身を削ぐ
【重要】包丁で身を削ぐ。皮を含めて5mmほどの厚みに加工する。ペラペラの状態にできればOK。できれば『背ビレ』、『尻ビレ』もカットする。ここまで加工すると、引っ張るときにサンマの動きが機敏になるのと、薄くなった分青物がサンマをくわえやすくなる。
ハリの付け方
ハリの付け方もひと工夫が大切だ。ポイントはエサが回転しないようにすること。また、青物が食らいついてきたときにフッキングしやすいようにハリを付けることだ。
①サンマの上アゴから頭部に向かってハリを通す
②左目→右目にハリを2周通す
③最後にサンマの背にハリを掛ける
このハリの付け方だと青物がサンマを咥えたらかなりの確率でフッキングできる。また、ハリはフッキング率を上げるため14号程度が良い。
タックルや誘い方は『海上釣堀の青物攻略!サンマの1本掛けにチャレンジ』を参考にして欲しい。
海上釣り堀では小さなことの積み重ねが大切だ。新しいテクニックや工夫を積み重ねていくと青物がコンスタントに釣れるようになる。
名人級との乗り合い釣行で名人目線での釣り方が薄っすら見えてきて分かってきた気がする。現時点で何をすれば超えれるかは意味のある経験を積んでいくしかないと感じた。