『今日は活性が低すぎて全然釣れなかった』何て経験はありますか?
もし、そのような日に出くわした場合、釣りを諦めてしまう方もいるでしょう。しかし!活性が低いときは低いなりの釣り方がある。どんな日でも釣りをする中で献立を修正していけばまわりが釣れなくても、自分だけは釣れる秘訣がある。
私の場合、活性が低くまわりが釣れていなくても必ず釣る自信がある。
それには『一番に諦めない気持ちと集中』×『二番目はポイント・棚の変更』×『三番目はエサのローテーション』を忠実に行うだけである。
普通かと思われるかもしれないが、釣れていない人はこれが出来ていないことが多い。
活性が低い日は落ち込んでいる場合じゃない!
活性が低いときは気持ちが落ち込むと思うが、私は皆さんの気持ちを察して自分だけは釣ってやると思っている。
朝イチ釣れない、、真鯛の放流時にも釣れない、、何て日でも必ず小さな時合いが待っている。
真鯛が全然釣れなくても青物は釣れる。青物の放流時にアタリがなくても、じきに釣れるタイミングがある。
アタリが全くなければ、自分で時合いを作る。
などと諦めない気持ちで常に釣りをしているから、いつでもある程度満足できる釣果ができる。
活性の低いときは低いなりの釣り方がある
活性が低いときは何をやってもダメなときがある。私はそのようなときは『丁寧な拾い釣り』にシフトする。いかに喰い気がある魚を探し出して1匹1匹、丁寧に釣果を増やしていくような釣り方をする。
拾い釣りはポイント・棚の変更は頻繁に行うべし!
釣れない人は自分の目の前のウキや穂先をじっくり眺めている人が多い。待っている釣りでは安定した釣果は得られない。
私は自分の目の前のポイントでアタリがなければ徐々に中央へ変更する。中央と手前では棚が変わること多いので、かなりコマ目に棚の変更を行う。
底ぎりぎりから徐々に棚を上げていき反応を見ていく。アタリがなければ、ポイントを50センチほどずらしながら再度棚の変更を行う。
こうして細かくアタリポイントを探っていく。アタリがなければ頻繁に棚やポイントを細かく変更しなければならない。
ここまでしている人はあまりいない。
私の中では当たり前のことだが、活性が低いときこそ細かく丁寧にアタリのある場所を探ることができなければ思うような釣果は上げられない。
アタリが遠のくとモチベーションが下がり行動力が落ちてくるので、自分に負けずに集中してできることをやっていこう。
エサのローテションの重要性
活性が低いときは魚の目の前にエサがあっても見向きもしない。そのようなときは喰い気を誘う確率の高いエサを中心にローテーションすることが重要。過去のデータから下記のエサを中心に使うことをオススメする。
喰い気を誘う確率の高いエサ【マダイ編】
①イカの切り身
②シラサエビ
③自作エビエサ
④黄色ササミ
⑤アオイソメ(青虫)
※ポイント・棚はコマ目に変更をしよう。
喰い気を誘う確率の高いエサ【青物編】
①活きエサ(アジ・サバ・稚アユ・稚ニジマス)
②イカの切り身
③カツオ
④シラサエビ
※活性が低いときの青物はベタ底にいることが多い。ポイントごとにベタ底に合わせることが重要。
活性の低いときの誘い方
活性が低いときの真鯛は激しいアクションをする誘いより、ゆっくり誘う方が良い。激しいアクションは時には良いかもしれないが、不自然なエサの動きに感じてしまうようだ。
逆に青物は機敏なアクションが良い。機敏なアクションはスイッチが入ることがある。以前の記事にも書いているが、激しく誘いを入れると時に喰ってくる。また仕掛けの回収時は高速で巻き上げ表層でストップすると喰ってくるときがある。
活性の低いときの秘訣は上記のような感じである。ポイントは活性が低くても口を使う魚もいるので、ポイント・棚に丁寧に変更を加えて釣果を重ねていこう。
『ひたすらウキをじっと眺めているような釣れない人』にならないように注意しよう!