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海上釣り堀の基本的な魚の締め方・持ち帰り方

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海上釣り堀で釣った魚を持ち帰って美味しく食べること。それは釣り人にとって最高・最大の特権である。その特権をより活かすにはちょっとした知識がいる。海上釣り堀ではスタッフが活け締めしてくれるので、釣り上げた魚を一層美味しくいただくために最後に少しだけ手間を掛けてあげよう。

基本的な魚の締め方と持ち帰り方

海上釣り堀ではスタッフが活け締めしてくれるので、基本的には締め方にこだわりがなければスタッフに任せれば良い。活け締めとは生きている魚を即殺し血抜きを行うこと。

ここまでは、ほとんどの海上釣り堀で行っている。このあと潮氷漬けにすることが重要であり、強くおすすめする。潮氷漬けとは氷に海水をそそぎ潮氷を作り、そこに魚を入れ魚の身体内部まで一気に冷やすことである。漬ける時間は15分程で良い。そして、潮氷漬けを行ったあと魚と氷を分離して持ち帰ることがポイント。それをしないと魚が水っぽくなり、せっかくの高級魚が台無しになってしまう。

海上釣り堀でよく見る一般的な魚の持ち帰り方はダメ!

スタッフが活け締めたあとに魚が常温のままクーラーに入れ、その上から氷をかける。これは極々普通の持ち帰り方で私も以前はそうしていたが、これだけはダメ!

この方法だと徐々に魚が冷やされながら浸透圧で魚の身に水分が入ってしまい水っぽくなる。捌くと分かるが魚の身が白っぽくなっていたら水が含んだ残念な状態である。状態が良いと身が透き通ったような感じで、とてもキレイなのですぐに分かる。

魚と氷は別々にして持ち帰ること

魚と氷、それぞれ袋に入れれば溶けた氷の水で水っぽくなることを防ぐことができる。氷が魚に直接触れないようにするために仕切ることがポイント。私の場合、魚を袋に入れるカゴに入れるかして管理している。

魚は重ねずに持ち帰ること

魚は締めたあとから死後硬直が始まる。魚が折り重なった状態でクーラーに入れてしまうと、そのままの形で死後硬直してしまう。せっかく釣った魚を良い状態で持ち帰るために上記のように魚を立てるようにすればキレイな状態を保つことができる。

まとめ

海上釣り堀ではスタッフが活け締めしてくれる。そのあと15分ほど潮氷漬けにし、魚の身体内部まで一気に冷やすこと。魚と氷を分離して魚が重ならないようにして持ち帰ろう。これで釣りの最大・最高の特権である魚を美味しくいただくことができる。是非一度チャレンジしてみてください。

※もし氷漬けにできなければ、最低でも氷と魚はそれぞれ袋に入れてクーラーで持ち帰ろう。

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