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海上釣り堀で青物をほぼ必ず釣るためのテクニックとは

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当方の自作エビエサのリピーターさんの知人との方から直接電話があり、エビエサを購入するので青物が必ず釣れるエサをサービスで付けて欲しいとの要望をいただきました…。私が知る限り青物が必ず釣れるエサは現在のところみあたりません。丁重にお断りしましたが、隠してるハズだと言ってなかなか理解してもらえませんでした笑。関西の方には敵いませんね!

海上釣り堀を長年経験してる方なら分かってもらえるかと思いますが、青物が必ず釣れるエサ何てのはないのです。ただ、青物をほぼ必ず釣るためのテクニックはある。あくまでほぼですが。。

『絶対に釣れる』何てエサは現在のところ見つけられてませんが、もし見つけられたら報告していきたいと思います。今回は青物を『できる限りほぼ釣れる』テクニックについて記事にしていきます。

海上釣り堀で青物をほぼ釣るためのテクニック

海上釣り堀で青物が絶対に釣れるエサはないのだが、青物をほぼ釣るためのテクニックはある。これにはある程度経験が必要であるが、まだまだ青物の釣果が不安定な方への参考になれるよう知恵を振り絞りたいと思う。

私が海上釣り堀のスキルに自信を持ち始めたのは3年前(このホームページを立ち上げた頃)。その頃は青物はそこそこ釣れる程度だったが、現在は格段にレベルが上がり、2020年1~4月上旬までの8回釣行実績で100%青物を釣り上げている。それには研究し続けているからこそ辿り着いた釣果だと感じている

青物はアクションに反応する生き物

青物は基本いたずら大好きのいじめっ子。エサの素材で喰ってくると言うよりアクションに反応する生き物だと思う。自然界の食物連鎖で頂点に近い存在のため、エサの対象となる小魚に対して、遊びながら食欲を満たすような生き物。

そのため美味しそうなエサに反応すると言うより、気分屋で逃げ惑うものに反応し遊びたくなるのでしょう。お腹がすけばまわりに存在する好きなものを食べるような生き物であると思う。

青物は狙った獲物(アジやイワシ)などがエサ逃げ惑う姿、ルアーやジグなど様々な動きのあるものに喰いついてくる。そのあたりを深く理解していくと、エサの素材だけで釣ろうとすると海上釣り堀でいかに青物の釣果が不安になるのかが分かってくる。

エサ自体がアクションをしてくれる活きエサ

・活きエサ(活きアジ・イワシ・稚サバ・稚アユ・稚ニジマス)

海上釣り堀で青物を釣るなら活きエサは欠かせない。活きエサ自体がアクションしてくれるので、誰がやっても青物のヒットする確率が格段に高いエサである。その分、他人と差別化を図る必要がある。

活きエサは放置するのではなく頻繁に誘いを入れたり、仕掛けを回収してポイントを変えることでヒット率が高まる。仕掛けを水中に少しでも長く入れておきたい気持ちがあるかもしれないが、回収してポイントを変えることで誘いになる。

ウキをじっと見つめているのだけは絶対にやめた方が良い。ここは鉄則!活きエサを使うなら基本中の基本だと思って欲しい。

活きアジは海上釣り堀で主流であり私も良く使うのだが、稚アユや稚ニジマスが手に入るエリアならおススメである。また、生簀の外で釣れる小サバやアジでトライするのもアリだ。

自分でアクションを加えて釣る

活き青虫(青イソメ)のストップアンドゴーをする
いつどんな時でも仕掛けの回収時にエサを表層でストップ
サンマの1本掛けをする

この釣り方は具体的に記事にしているので、そちらで参考にして欲しい。

※海上釣り堀でのストップアンドゴーとは、底まで仕掛けを落とし、仕掛けの回収時やあえて狙い早巻きし中層でストップし2秒程ステイ。そして表層までさらに早巻きしストップし2秒程ステイ。ステイさせるのは喰わせの間を作るため。時にはいっきに表層スレスレまで早巻きしてステイさせるのも良い。

青物は機敏な動きとステイに反応する

青物は仕掛け(エサ)が落ちていくときに喰うことは少ない。落ちていくときは視界に入っているものの、余程の高活性時以外は喰ってこない。逆に底にあるエサが表層に逃げるような機敏なアクションに反応することが多い。

青物の視界にあるものが機敏な動きをすれば反応し追ってくる。その習性から、ゆったり誘うよりキレがあるような誘いが有効だ。

誘いを入れて喰わなければ即仕掛けを落とすと青物はそっぽを向いてしまう。だからこそ2秒程ステイし喰わせの間を与えるのだ。ここは非常に大切!

青物が追ってくるのが見えたら

『エサの回収時に青物が追ってくるのに喰わない・・・。どうしたら良いですか?』何て質問をいただきます。

仕掛けに追ってきて表層でステイさせて喰わなければ上記リンクで登場してきた青虫にチェンジして欲しい。青虫の早巻きはこのような状況で使うと高確率でヒットする。

ただし、追ってきても喰わないこともあるので、10投しても喰わなければ見切りを付けて次の手に移すことも大事。無駄に時間を費やさないのも釣果を上げる秘訣である。

海上釣り堀で青物が喰ってくる率が高い生エサ

・ソウダカツオの切り身
・イカの切り身
・シラサエビ
・当方の自作エビエサ
・マイワシ
・カタクチイワシ
・キビナゴ
・ダンゴ

生エサは食欲があるときや気が向いたときに喰ってくる。そんため何をやってもダメなときはもちろんある。

ヒット率を上げるためにローテーションを早めに行いどんどんエサのチェンジをしよう。エサの回収時は常にストップアンドゴーを意識して、青物のヒット率を上げることに徹することが大切。

面倒でも次から次へとローテーションをすること。諦めたら青物は終了ですよ!

青物はテクニックが分かって入れば大体釣れるもの

私が常に青物を釣ることができているのは、上記の釣り方を常に意識しているだけ。もちろん棚や仕掛けも大きく影響してくるが、この釣り方をすれば安定した釣果が望めている。

一番大切なのは諦めないこと。基本的に1匹くらいは大体釣れるものだと思い込もう。私は青物1本くらいは普通に釣れる思考でいる。

釣れる人・釣れない人の違い

海上釣り堀で釣れない人の特徴は、過去の経験からいつもの釣り方をいつまでも続けている方に多い。青物はその日の状況によって釣り方を変えないと安定した釣果を得れない。

『今日は青物がダメな日だ!』何て愚痴を言っているうちは、青物が釣れない人達の仲間入りだ。ダメな日はほとんどの釣り客は諦めてしまうが、諦めずにテクニックを駆使して1本釣り上げてしまおう。いつまでも釣れない理由を考えるより、どうしたら効率よく釣れるのか考えること。

青物は釣れるようになると思ったより簡単に感じますよ。是非、青物釣りをマスターしてみてください。

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